「ホエールウォッチング」
まだ子供が産まれる前。
冬の沖縄を体感しに行こうというコトで、2月初頭の沖縄に、2泊3日の旅に出掛けた。
今回1番の目的はホエールウォッチングと決めていた。
ディスカバリーチャンネルで観るような、ダイナミックな鯨のジャンプが観たかったのである。
この時期の沖縄で鯨と遭遇する確率は90パーセントを越えるらしい。
これは期待大。楽しみである。
『皆さん、ご存じだろうか。冬の沖縄は普通に寒い。
余程晴れていればロンTで事足りるのだが、基本、非常に風が強い為、
マウンテンパーカー程度の装備は必要になる。
ホエールウオッチングなど、海に出るのであれば尚更防寒着は必要である』
ホエールウォッチングの船が出港するのは、離島への玄関口である港『とまりん』
ホテルは『とまりん』に隣接する
『かりゆしアーバンリゾート那覇』 https://kariyushi-urban.jp
を予約していた。
ホエールウォッチング当日の朝。何だか体調が優れない。
実は当然なのである。
前日の深夜に、嫁が寝静まったのを見計らい、近所の串カツ屋で1人深酒していたからである。
でも、気持ち悪いとは嫁には言えない。。
体調に不安を残しながらも強がって出港…
うん、、。それにしても波が高い。海が荒れている。
港を出て、僅か15分。突然のアナウンス!!!
「鯨を発見しました!!!!!」
ガイドの指差す先を見ると、鯨が潮を吹いているではないか!!!!!
「キターーーー!!!!」
船は鯨へと、ドンドン距離を詰めてくれるのだが、
鯨との接近は船が転覆する可能性を含む、危険と隣り合わせの行為。
鯨までの距離をある程度保ちながらも、観察し易い位置に船を着けてくれたのだが、
(50m〜100m位の距離だと思う) その距離で見ても、ドデカいのは分かる。。
海原での50mなんてのは、いうならばほぼ目の前である。
迫力満点。正にディスカバリーチャンネルである。
あの群れの中に、鯨が何家族いたのかは知らないが、
母鯨と子鯨は大暴れ、それに対して船上は、大歓喜を上げて大盛り上がり!!!
「キャー!!!!!スゲー!!!!!」
大自然のスケールのデカさに、オレも嫁さんも大興奮!!!
したのはココまで…
強烈な船酔いの到来である。。
昨夜の深酒のダメージと高波(午後のツアーは中止になる程)で、むちゃくちゃ気持ち悪くなってしまった。。
盛り上がる船の後ろの隅っこで、豪快に1人で嘔吐祭となってしまった。
こちらも潮吹き鯨。乗客も失笑。大海原に、撒き餌を蒔いただけ。
鯨の群れとは反対側の何もない海を見ながら、ひたすらに吐きまくるのみである。。
このホエールウォッチング。半日コースである為、陸地に上がるまでまだ1時間以上もある。。
長い、。
この勢いで、あと1時間も吐いていたら、干からびて死んでしまう。。
折からの強風と波しぶきで身体は段々冷え切って。
本当に生きるか死ぬかの瀬戸際だったのだ。
絶体絶命の状況は正にディスカバリーチャンネル。
想定外のサバイバルドキュメンタリー。
オレのホエールウォッチングは事実上、鯨発見から、僅か15分で終わった。。
全然観て無い…覚えていない… 胃が痛い…
とても海賊王にはなれない…。
ホエールウォッチングはオススメである。
説得力は無いが、オススメには違いないのだ。
夏だけではなく、冬の沖縄も。
訪れた際はホエールウオッチングを是非プランに組み込んでみて下さい。
(酔い止め必須です)
写真は参考(船酔いで写真無し)
ではまた
平光輝好
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- リサイクルショップヒライヤの代表平井です。
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