こんにちは。岐阜市琴塚の買取専門のリサイクルショップ、ヒライヤの代表ヒライサトシです。
今日は新店舗のお話を少しさせて下さい。もうしばらく前の話になりますが、上棟式を行いました!
上棟式とは、無事に建物の基礎が終わり、建物の棟が無事に上がった事を喜び、職人さん達に感謝する儀式みたいなんです。
基礎だけの状態から、建物の骨組みができあがるのは、上棟式のこの一日だけ。この一日で骨組みをすべてやっちゃうんです。
朝は基礎だけの状態が、上棟式の1日で建物の骨組みができあがる激動の一日は、どんな事になるんだろーと、以前より楽しみにしていました。
最近ではハウスメーカーで家を建てる人はこの上棟式を行わない事が多いみたいですが、工務店さんで家を建てる場合などは、今も上棟式をやる事が多いみたいです。
うちが設計を依頼してるバロックでは、昔からのこういった行事を今も大事にしている会社なんだと思いますが、
僕もこういった伝統的なものをおろそかにしない事には、基本的には賛成です。
実際に上棟式をやる以前は、あまり職人さんたちとの接点もなくて、僕が現場を覗きに行っても、あなた誰ですか?的な空気になってたし。笑
直に職人さんに挨拶して顔も見て頂き、よろしくお願いしますとも伝えたい。って気持ちもあります。
なので上棟式のような、こうゆう機会は有り難いです。
この日は朝の8時から、僕も朝礼に参加します。バロックの石井くん(現場監督)から、施主の平井さんですと職人さんたちに紹介があり、挨拶をします。
「僕の家族も、ヒライヤのスタッフも、めちゃくちゃ楽しみにしています。今日一日、みんな何回も見学にくると思います。
怪我のないよう一日よろしくお願いします。」的な簡単なものです。
一日で建物の骨組みを作るわけなので、大工さんが助っ人として15人ほど来ます。普段は違う会社の大工さんですが、上棟式は持ちつ持たれつ他人の現場でも手伝いに来るみたいなんです。
それが大工のルールみたいで、そういった昔からの大工さん同士の繋がりが残っているってのも、聞くとなんか素敵ですよね。
朝礼が終わり作業開始。棟梁(大工さんで一番偉い人)の指示のもと15人の大工さんが一斉に動き出します。
クレーンが運び入れる木材を15人の大工さんがテキパキテキパキ組み立てていきます。想像してたよりみんなのペースはめちゃくちゃ早いです。
柱がガンガン建てられ、どんどん建物が出来上がっていきます。
大きなプラモデルを組み立てるように。パーツとパーツがビシビシとハマっていきます。
指揮を執る人、ハンマーで木をはめる人、飛び回る人、固定してく人。みんなの動きが嚙み合ってサクサク進みます。
まあ、感動しました。芸術的。見ていてとても楽しい。
その中で気づいたのは、大工さんたちが努めて明るく楽しく現場を回していること。この雰囲気の良さ、この意識の高さには、正直、脱帽でした。
冗談を言いながらもしっかりとみんなが目の前の仕事に集中し、手を休めず働く様は、とても見習いたい部分がいっぱいありました。
職人さんはきっと、夏は暑く、冬は寒く、過酷な事は少なくない職業です。
その中でも作業を円滑に進めるためのムード作り。みんなが意識して努めていないと絶対にあの雰囲気は出来上がりません。
素晴らしいな。
そんなことを考えながら、しばらく見学をしていました。
10時、15時におやつと飲み物を差し入れして、一日中何度も現場に行き、見学をしていました。
朝10時。木材がおいてありクレーンがスタンバイ。
11時の時点で一回の柱は建っています。
昼過ぎ1時。2階の床も張られ2階の柱に進んでいます。
規則的に木が並んでいます。
この時点で15時前でした。ほぼ全体像は見えています。
16時。作業が終わり、上棟式を行いました。
現場監督のバロック石井君が司会をし、まずは僕のあいさつ。
「一日ありがとうございました。きびきび働かれている様子を一日見させて頂きましたが、とても勉強になり刺激になりました。お疲れさまでした。」
次にうちの奥さんのあいさつ。
「すごかったです。建物が建つのなんて初めて見たけど芸術的ですね。ありがとう御座いました。」
スタッフ古田のあいさつは期待を裏切らず、応援団ばりの衝撃的大声で。笑
職人さんたちの笑いを取りに行ってました。
「今日は、ありがとうございました!!!!!」
職人さんはややウケでした。笑
僕と奥さんは爆笑。
最後はスタッフ小寺のあいさつ。
古田に笑いを持っていかれ、どうすることもできなくなって、グズグズでした。笑
バロックの代表長縄君からのあいさつ。
「僕と施主の平井さんの奥さんの雪絵さんとは、若い時からの友達です。若いころから縁があって今回ウチに依頼をくれ家を建てさせて頂く事になりました。
やはり人と人の繋がりがこうやって形になっています。施主である平井様も車屋さんとリサイクル業をやられていて、人と人の繋がりをとても大切にしておられます。
今日みたいな日も、一つの縁になっていけたらいいなと思います。」
今回設計を依頼させてもらったバロックについては改めてブログを書こうと思っておりますが、
バロックと一緒に仕事させて頂き、とても良かったと思います。
人と人の繋がりを大切にしてヒライヤはこれからもやっていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
奥は全員大工さん。マスクの人が棟梁です。
手前左から、バロックの北欧系お姉さん。担当の設計士さん。代表の長縄くん。僕。奥さん雪絵と小春ちゃん。古田。小寺。
ヒライヤは土日祝関係なく、店頭、電話受付を年中無休で受け付けております。
岐阜のリサイクル・買取り専門「ヒライヤ」では
お客様が大切にしていたものを高価買取りさせていただいています!
出張買取り、メール・ライン査定、電話査定なども行っていますのでご相談下さい!
この記事を書いた人

- リサイクルショップヒライヤの代表平井です。
この投稿者の最近の記事
お店のこと2019.06.14背中の傷は武士の恥。正々堂々僕らには限界がある事を発表します。
お店のこと2019.06.06そろそろ日本が揺れ始めたのに、あなたは気付いていますか?
お店のこと2019.06.02「overwhelmed」オーバーウェルムド。
お店のこと2019.05.23とんちゃんの想い出。
この記事へのコメントはありません。